100周年のごあいさつ

鉄と共に、そして鉄道と共に
安全を追求して100周年

お陰さまで、私たちは1910年(明治43年)創業以来、今年で100周年を迎えることが出来ました。

銑鉄鋳造業という鉄を溶かして鋳込む仕事を創業したのが明治43年、その後大正12年からは鉄道用鋳鉄制輪子(ブレーキシュー)製造に特化して以来、鉄道業界の皆様と共に安全・確実そして性能向上を求めて合成制輪子や増粘着研摩子をも開発し提供してまいりました。この間、戦争を始め幾多の社会状況や経済状況の変化がございましたが、いつの時代も鉄道業界の皆様はその社会的使命により安全運行と利便性・快適性を追求され、その求めとご指導のもと私たち上田ブレーキの先達の頃よりたゆまぬ努力を積み重ねて現在を迎えることが出来ました。

これからも、上田ブレーキは次の100年も鉄道業界の皆様はじめ、お世話になった皆様に感謝しつつ、あらためて社員一同、来るべき未来を見つめより「安全」でより「確実」な「安心」を実現し、世の中に貢献できる「技術」を提供してまいります。

平成22年4月吉日
上田ブレーキ株式会社
代表取締役社長
上田 博之